最後は紙で確認して、人力で発送する
前にやまどうぐレンタル屋という
レンタル管理を行うことに特化したサイトをリリースしたことをお伝えしました。
このサイトは物販のみのただ売るだけのECサイトとは異なり、
レンタル状況の管理、
つまり注文状況の管理がサイトの運営の中で重要になってきます。
いつどこの誰に対して商品をお送りしているか?
この情報というのが運営にとって要ということになります。
レンタルECに限らず、物販もそうですが、
出荷作業を行うとき、
みなさん、どんな作業をしていますか?
サイトの管理画面にあるボタンを押したら、
自動で配送まで終わっちゃったよ!
ということは絶対にないと思います。
いくらITを活用と言えど、物販である限り、
商品の数を数えたり、
梱包したりと人の手が関わる仕事は絶対になくせません。
この時に大事になるのって、
印刷できる発送用チェック表だと思いませんか?
そこで下記のようなボタンを用意してみました。
ここで出力されるCSVを開くと
(顧客に関する情報は表示していません)
このように
注文の時に入力していただいたSOY Shopのディフォルト値ではない
使用開始日、お届け指定日やお届け時間をエクセルを使用することで管理できる。
これにより、
使用開始日とレンタル泊数で返却日も演算できるし、
何よりも、
発送日のみソートで表示することが出来る。
えっ?
これならば、
管理画面にもソートがあるからそこで行えばいいじゃない?
と思うかもしれませんが、
そういうわけにはいかないんですよ!
だって、
この画面だと最大表示で15件だし、
一度に表示できる表示項目数は少ないし、
そもそも綺麗に印刷できないし…
(本体に手を加えることになるので、バージョンアップで上書きされないようにするのがタルい)
そういう時は無理に管理画面に行わず、
CSVとして落として、
エクセルのように管理した方が良いじゃない!
最近はLibre Officeなんて良質なオープンソースソフトウェアもあることだし、
そういう高機能なソフトに大事な箇所は任せて、
とにかくデータを正確に挿入して、
正確に表示することがSOY Shopの務めではないでしょうか?
ECサイトって、
販売促進のためにSEOにこだわったり、
ランディングページにこだわったり、
商品情報をいかに管理しやすくするか
についつい目が行きがちだけど、
それと同じぐらい、
管理者の運営に関する作業量を減らすか?
お客様へ送る時にどれだけミスを減らすか?
この二点にも意識を向けるべきだと思うんです。
確かに物は売れるようになった。
だけど、
管理作業が煩雑だった場合、
売れ行きが好調であればあるほどミスの割合が増えていく。
トラブルばかりで苦情が増えたり、
トラブルを起こさないように発送作業に無駄に神経を費やす。
そんなことで作業量が増えてったら本末転倒じゃん!
これは成功事例でうれしい悲鳴じゃん!
なんて言う人がいるかもしれないけれど、
嬉しい悲鳴なんて言い訳をせず、
商品管理もしっかりと行い、
売り上げではなく全体的な利益を上げていくこと
ECサイトの運営はそういうことがとても大事だと思うんです。
2011.06.29 | Comments(0) | Trackback(0)
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