情熱大陸放送後のサーバ側の裏話

本日、

やまどうぐレンタル屋サイトを運営している山田淳さんが出演する情熱大陸の放送されます。

やまどうぐレンタル屋の山田淳さんが情熱大陸に出演します! -かも日記-

 

やまどうぐレンタル屋さんですが、

共有サーバで運営されており、

 

サーバに詳しい方ならわかると思いますが、

放送後のアクセスに耐えるか結構心配だったりします。

(たくさんの人がいっぺんにサイトをアクセスすると、ページが表示されなくなる)

 


 

このブログで紹介しているので当然ですが、

やまどうぐレンタル屋さんはSOY CMSSOY Shopで運営されています。

 

結構前の記事でも紹介しましたが、

SOY CMSとSOY Shopでは、静的に配置されているHTMLファイルを優先して読み込むという特徴があります。

HTMLファイル中心のサイトをSOY CMSに移行する

 

この文章だけでは今回の内容と何かが関係しているのか分かり難いと思いますので、

図を使って説明します。

(左側:ユーザとブラウザ、右側:サーバでの処理)

 

SOY CMSでは、特定のURLをアクセスした時、

コントローラでURLからデータベースでどの値を取得するかを判断し、

そのデータから使用するテンプレートを取得する

という処理を行っています。

(ここではキャッシュの話は省略しています)

 

テンプレート取得後、

テンプレートに書かれているcms:idやshop:moduleのようなロジック部分の実行を行った結果をHTMLで返します。

 

ブラウザがそのHTMLを取得し、

そのHTMLを元に外部ファイルの取得を行うことで、

そのサイトが表示されます。

 


 

たとえば、

http://www.soyshop.net/というサイトでサーバに負荷をかけたくない場合、

ドメイン直下にhttp://www.soyshop.net/で表示されるHTMLを記述したindex.htmlを配置すると、

(左側:ユーザとブラウザ、右側:サーバでの処理)

 

1から5までの処理をすべて無視して、

ルート直下にあるindex.htmlファイルを読み込みすぐにページを表示できる。

(ページのソースを表示をコピペして、index.htmlを作成、それをそのまま任意の箇所に配置)

 

これで表示に関する処理を大幅に減らすことができ、

アクセスの急増によるサーバダウンのリスクを減らすことが出来ます。

 

ただし、

テンプレート内にあるロジックの実行がなくなりますので、

 

 

上の画像のように

静的なHTMLファイルにカートの中身やログイン情報を表示している場合は、

その箇所は正しく表示されません。

 

今回の場合、

番組終了後にご注文が増える場合ではなく、

サイトの情報を表示できれば良いので、

この対応で問題ないでしょう。

 


 

今回のように

番組に取り上げられて放映後のサーバ負荷がやばい

という状況において、

SOY CMSは柔軟に対応できます。

(もちろんサーバ側の対処でも問題ありません)

 

IT以外のメディアを利用する場合、

SOY CMSが強力なWebマーケティングツールになります。

 

 

ネットだけでなく、

新聞や雑誌、テレビに紹介されるようなビジネスをしたい!という方

SOY CMSをよろしくお願いいたします!

 

 

そして、

これから登山を始めたいとお思いの方は

やまどうぐレンタル屋さんもよろしくお願いいたします!

 

 

そして、

サーバダウンしないことを祈ります。

 

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2011.10.09 | Comments(0) | Trackback(0)

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