サイトごとにお問い合わせフォームのデータベースを持てるようになりました
本日、SOY Inquiry1.0.7を公開しました。
1.0.7の変更点は軽微なバグ修正が主ですが、
新しい機能が実験として追加されています。
追加された機能は、
SOY Inquiryのデータベースを本来の管理側ではなく、
各サイトにデータベースを持たせることで、
サイトごとに独自のデータベースを持てるようになります。
今まで一つのサーバで複数のサイトを運営している時、
他サイトのお問い合わせ状況も閲覧できてしまい、
他サイトの運営者に見られてはいけないデータがある場合は、
サーバを分けて運営するという必要がありました。
設定方法は、
/インストールディレクトリ/common/config/以下にあるuser.config.php.sampleファイルのファイル名から.sampleを削除したのち、そのファイルを開いて、コードの末尾に下記のコードを追加してください。
define("SOYINQUIRY_USE_SITE_DB", true);
コードを追加したら、
データベースを作成したいサイトにログインした状態でSOY Inquiryにログインすると
サイトのデータベース内にSOY Inquiryのテーブルが作成されます。
具体的な方法は
管理画面トップのURLがhttp://example.com/cms/adminであった場合、
一度どこかのサイトにログインして、
別タブで再度http://example.cms/cms/adminを開いた後に、
SOY Inquiryにログインすると、
サイトにログインした状態でSOY Inquiryにログインしたことになります。
現時点では、
管理画面からサイトへのデータベースの移行ツールはありませんので、
この機能を利用したいかたはデータベースの直接移動を行ってください。
追記(2013/9/18)
SOY Mail 1.0.0から同様の内容がご利用できるようになりました。
その際に追加する定数は
define("SOYMAIL_USE_SITE_DB", true);
となります。
2013.09.09 | Comments(0) | Trackback(0)