SOY Shopを壊して組み直した事務用アプリ

2011.06.29

 

農業技術部なんて肩書きがありますが、

「普段どんなことしてんの?」なんてことを良く質問されるので、

SOY Shopを使った事務アプリケーションの紹介でもしたいと思います。

 

 

今回の内容は

植物のミカタ 農のシステムで書いていたので

重複するところもあるかもしれませんが、

 

みんな読んでるわけじゃないから、

重複に関しては別に気にしなくてもいいですね!

 


 

詳しい話は説明しませんが、

弊社ではセレクトファームという農場と深い付き合いがあります。

 

業務提携という関係で、

私がセレクトファームのシステムの開発をしています。

 

そのシステムというのが、

SOY CMSのSOY Appの仕組みとSOY Shopの機能を使った事務用のWebアプリケーションです。

 

 

管理画面はこんな感じで、

あとブログ用のサイトがあれば機能はすべて揃います。(2011/6/7現在)

 

今回紹介するのが、

SOY Shopの機能を一度壊して、

必要な機能だけ改めて組み直した受注管理システムです。

 

 

管理画面はSOY Shopとほぼ同じなのですが、

 

 

発注画面を持ち、

 

 

 

 

こんな感じで

お客様が何を注文して、発送時間は何時にするか?

という情報を入力できるようにしてあります。

 

これならば、

カートを公開して、お客様に入力させた方が早いのでは?

とWeb制作の方から質問を良く受けます。

 

 

Webによる物販でなんでもカートを設置すれば良いというわけではありません。

 

野菜を購入する層の何人の方が、

何の抵抗もなくWebで注文を行いますか?

 

大体は電話やFAXで注文がきます。

(商品の特性上、パソコンの前で吟味して購入する商品ではない)

 

 

なので注文は電話やFAX

後はお問い合わせフォームでも公開しておいて、

お問い合わせのついでに注文という形にしておく。

 

これによりSOY Shopのシステムが空いたので、

それを運営者である農場主に特化した機能だけをピックアップして組み直す。

 

(CSV周りは、発送伝票の印刷に利用する)

 

SOY Shopを事務作業用に徹底させると、

お客様管理

注文系のプラグインがかなり重宝され、

 

プラグインの開発のしやすさから、

事務作業に必要な機能なんて速攻で追加できる。

(他の業者との連携部分は1時間もあれば追加できる)

お世話になっている人に年賀状を出そう!

 


 

SOY Shopをベースに

Webで管理できる事務用アプリケーションで運営してみると

 

他の人が遠隔地で操作できるようになって、

メンテナンスも仕事を振り分けるのも簡単になる。

 

事務作業が浮いた分、

睡眠をしっかりととって

良い野菜を栽培できるようになるわけです!

 

 

結局、EC CMSに必要な機能って、

・購入してくれたお客様情報をどれだけスマートに管理するか?

・そのデータをどのように使うと発送の作業が楽になるか?

・売上が集計できて、今後の対策が立てられる

(・物が売れるために、商品の見せ方をどれだけ自由にできるか?)

 

そう考えると、

シンプルな事務アプリケーションとしての要件を満たしているので、

 

Web上で動くアプリケーションと割り切れば、

それはそれで新しい価値が生まれるんですよね。


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